BLOG

バス置き去り防止システムの外観設計

こんにちは。

本日は、うれしいことが。

バス置き去りシステムのクラウドファンディング

をご支援いただいた方からメッセージが届きました。

がんばらなくっちゃ。

今回はシステムの外観設計。

私は機械の設計者です。機械を設計するときは3DCADを使っています。

こんな感じで、いろいろな角度から見ることができます。

3Dなのでイメージもしやすいです。

ボタン類は子供が引張ってしまっても壊れないように、ケーブルグランド でしっかり配線を固定します。

箱から飛び出ている黒いものです。

システムが切れているか入っているか表示する2色表示灯。これも弊社独自の考えで、運転手さんだけでなく、子供を乗せるとき、保護者の方に見えるように大きく作っています。配置も入口付近に取り付けます。

一番大切なのは、運転をする人、もですが「第三者の目」なんです。システムが入ってない時に、保護者の方から、「置き去りシステム切れていますよ」とお伝えください。

人ですから、抜けてしまうことはやっぱりあります。その時に、出来るだけ多くの方が、気づくことができる。それが安全には大切なことです。

嫌な言い方ですが、不正防止にもつながります。多くの先生は立派な方々ばかりです。

ただ、ニュースであるように虐待をするひどい先生もいます。それは先生に限ったことではなく、どの分野だろうが必ず一定数います。公務員だろうが、警察官だろうが、工場勤務の人であろうが。そういう方も必ずいるといった発想でないと安全は守れないと思います。

システムを切ってしまう人。適当にやってしまう人。

そこから我々は子供を守らなければいけません。

置き去りから子供を守るためには?

私は、実際に先生方と試験をしていますが、彼らは置き去りを起こすことはないと思います。そのくらい管理を徹底しています。多くの子供に対しての先生方の労力。ただただ頭が下がる思いです。

ただ万が一の時。子供の体調が悪い、急いでいた時、急遽代役だった時、そんなときに置き去りは置きます。そんな時にうっかりをサポートする。本来のシステムはこういったものであるべきだと思います。置き去りが起きてしまったときに、子供につらい思いをさせない。そしてがんばっている先生方にもつらい思いをさせないために、サポートするシステム。

一番大切なのは「人」。先生方がしっかり見守りをする。そしてそのサポートをするのが機械です。私たちのシステムは多忙な先生方をサポートします。そしてズルをしようとする大人から子供を守ります。

ただ置き去り防止システムを付ければいい?それはだけではだめです。

他のシステムも本当の安全を考えているでしょうか?どうか一度考えてみてください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。